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6年

2017年03月03日 13:00 春・夏・秋・冬

6年前の3月11日、宮城県の沿岸部で焼肉屋を経営していた同胞は、東日本大震災の津波被害に遭った。店舗内を清掃しているとき、震災直後に祖国から届いた慰問金50万ドルの一部を、作業服姿で被災地に入った総聯中央の幹部から受け取った。その同胞が嗚咽し、涙を流す姿を目の前で見た。「この慰問金は…、『がんばれ!』という金正日総書記からのメッセージだと思う。本当にありがたい」

春夏秋冬▼祖国と同胞が一つの線でつながるシーンについて、当時20歳の朝青宮城・太白班班長は、「とぎれることなく教育援助費と奨学金を送ってくれている祖国の息づかいを感じる。朝鮮人として生まれてきてうれしい」(慰問金伝達式での討論、11年4月6日)と素直に語った。貴重な体験をした彼は現在も班長を務めているという

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