2012/02/06
2012年02月08日 10:49 春・夏・秋・冬歴史的な寒波をよそに、今年も青商会が熱い。青商会は、歴史的な4月15日を平壌で迎える大規模な祖国訪問ツアーの募集を開始した。各地で同胞社会と朝鮮学校を守り、子どもたちの未来を切り開くために奮闘している仲間とともに歴史的な日を体験しようと呼びかけている
▼同胞たちの期待を背に、各地の青商会はさまざまな活動を競い合って展開しており、その幅と分野を日々広げている。刺激を受けた支部や分会の役員、OBや後輩の朝青員たちがより活発に動き出すという好循環も生まれている
▼ある地域青商会の忘年会での出来事。イベントの動員目標をめぐり「目標が高すぎる」「いや、意気込みが肝心」と意見が対立した。「結果については俺が責任を取るからやるだけやれ。その気持ちが大事だ」と先輩から一喝。場は凍りついたが、やりとりを聞いた人は少なからずこう感じたはず。「2人のためにも頑張って動員しなくては」
▼東京青商会は3月20日に朝鮮学校チャリティーゴルフコンペ「ピカピカCUP」を2年ぶりに開催する。昨年、東日本大震災により中止という苦渋の決断を下さざるをえなかった先輩の無念を晴らすため、700人という大きな動員目標を掲げた。達成すれば青商会史上最多記録となる。東京青商会幹事会が各地域の動員目標数を集計したところ、合計は816人だった。気合い十分だ。(天)