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総聯東京・荒川支部三河島分会/東京第1初中の通学「見守り隊」

2016年07月08日 14:03 主要ニュース 民族教育

あいさつで始まる安全な通学路

総聯東京・荒川支部の三河島分会では5月から、学区の東京第1初中の児童、生徒たちの登校を見守る活動に取り組んでいる。人呼んで通学「見守り隊」。「アンニョンハセヨ」(おはよう)と、爽やかなあいさつが行き交う朝、通学路には子どもと分会同胞たちの笑顔が広がり、活気に満ちた一日が始まる。

東京第1初中の児童・生徒たちの登校を見守る三河島分会の同胞(左)

東京第1初中の児童・生徒たちの登校を見守る三河島分会の同胞(左)

子どもの安心のため

オレンジ色のジャケットを着た分会のメンバーたちが朝7時30分、学校最寄り駅のJR「三河島」駅に集合する。人通りの多い駅前や、交通量の多い交差点など、事故やトラブルが起きやすいポイントにつき、スタンバイする。

時計の針が朝8時を回ったころ、足早に通勤する大勢の大人たちに紛れて、ランドセルやリュックを背負った児童、生徒たちが改札口を通り抜け、ぞくぞくと駅から出てくる。子どもたちは「ハラボジ」「東京朝鮮第1初中級学校」などと書かれたオレンジ色のジャケット姿のメンバーを目にすると、すかさず「アンニョンハシムニカ」とあいさつをする。歩く足を止め、頭を下げて礼儀正しくあいさつする子どもも少なくない。その姿にメンバーは思わず顔をほころばせる。初めて約2カ月。当初に比べて、子どもとメンバーたちの距離は少しずつ近づいている。

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