二重基準を許すな
2015年03月14日 11:05 春・夏・秋・冬朝鮮外相が国連安保理とジュネーブ軍縮会議(3日)でそれぞれ演説した。国や民族の自主性を重んじるべきとの原則を唱え、米国の軍備拡張や人権侵害を追及しない国際機関の二重基準を問題視したが、そのまっとうな主張は握りつぶされた。米国を批判する厳しい表現だけを取り上げ、朝鮮を異端視するメディアの所業にはうんざりだ
▼オバマ大統領は年初のインタビューで、朝鮮の政権崩壊に言及した。主権国家の指導者の交代を公然と求める非道にとどまらず、朝鮮侵略をシナリオにした挑発的な軍事演習も断行した。朝鮮の「人権状況」に関する国連の調査報告書は、その「核心証言」の虚偽が明らかになったにもかかわらず、改めることなく人権理事会に提出された