愛知で「無償化」裁判支援チャリティコンサート
2014年07月31日 16:16 主要ニュース「パッピンスほのぼのライブ」
愛知での「高校無償化」裁判支援のために企画されたチャリティコンサート「パッピンスほのぼのライブ第1弾」が7月25日、名古屋YWCAで行われ、関係者、同胞、日本市民ら160余人が会場に足を運んだ。
「パッピンス(팥빙수)」とは、あずきやフルーツ、ゼリー、アイスなど色とりどりのトッピングがされたかき氷。コンサートには、それぞれの味をいかし共に支援の輪を広げていこうという思いが込められた。
舞台には、民族打楽器の演奏、歌、ピアノなど多彩な演目が並んだ。特にこの日、観客の印象に強く残ったのは語りと歌「思い出」という作品。この曲は、幼い頃に朝鮮人を差別する側にいた作詞家自身の体験をもとに作られたもの。差別の言葉をそのまま引用した歌は、過去に対する作者の後悔と懺悔の気持ちで締めくくられた。