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東京中高学区特別支援教育研究会第2回合同授業

2014年07月30日 11:22 主要ニュース 民族教育

一緒にやるって楽しいね! 運動、勉強、買い物、調理

手話ソングに耳を傾ける

手話ソングに耳を傾ける

東京朝鮮中高級学校高級部の学区となる都内10校と千葉朝鮮初中級学校、埼玉朝鮮初中級学校の教員らで構成される「東京中高学区特別支援教育研究会第2回合同授業(別称=『なかよし教室』)」が、6月20日、東京朝鮮第1初中級学校(東京・荒川区)で行われ、学区内から9人の対象児童・生徒たちが参加した。合同授業は東京第1の中3生徒らが対象児童・生徒たちをサポートする形で行われた。

朝の会。多目的室に集まった子どもたちはやや緊張した面持ちで辺りを見渡していた。なれない場所、知らない人たちに囲まれているので無理もない。

呉貞実教員(東京第1初中)が、子どもたちの緊張を解きほぐすように明るい声で1日のスケジュールについて説明した。ホワイトボードには絵カードが順序通り貼り付けられる。①はじまりの会、②ペーパーシアター、③たいそう、④べんきょう、⑤おかいもの、⑥べんきょう、⑦おひるごはん、⑧はっぴょう、⑨おわりの会。

授業は、朝鮮学校と特別支援学校。学級のダブルスクールをしている子どもたちを配慮して、日本語で行われた。

中3生徒たちが準備したペーパーシアターに続き、子どもたちは2階の体育館で音楽に合わせて体を動かした。次第に子どもたちの顔に笑みが浮かんでくる。呉教員の掛け声に合わせて子どもたちは、にわとり、ゾウ、ウシ、ネコ、へびになりきってみんなで体育館の中を練り歩いた。他にも中3生徒と2人1組になってフラフープの輪に入りチーム対抗リレーもした。走れる子も、歩ける子も、車椅子の子も、みんな一緒に体を動かす。体育館で一通り心と体をほぐした後は、本日のメインイベント「サンドイッチ作り」に向けた勉強がはじまった。

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