〈世界卓球〉女子、接戦の初戦を制す
2014年04月29日 02:30 スポーツ 主要ニュース男子は黒星スタート
JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会が28日に開幕し、朝鮮男女チームがそれぞれ予選リーグの初戦に臨んだ。女子は格下のオーストリア相手に苦しみながらも3勝2敗で勝利を収めた。一方、男子は世界ランク5位の中国台北(台湾)に1勝3敗で敗れた。この日、大会メイン会場の国立代々木競技場第1体育館では、朝鮮大学校の学生を中心に赤いTシャツを着た約400人の同胞応援団が朝鮮国旗を振り、喉をからせながら祖国の代表チームに大きな声援を送った。
1人1勝ずつ
今大会は、3選手によるシングルス5ゲームマッチ(3勝で勝利)の団体戦で、各組上位3チームが決勝トーナメントに進出する。
世界ランクトップの中国などと共にA組に属した朝鮮女子は初戦でオーストリアと対戦。エースのリ・ミョンスン選手、昨年のパリ世界選手権混合ダブルス優勝のキム・ジョン選手、リ・ミギョン選手が出場した。
「緊張があったのか予想外に苦戦」(チュ・ジョンチョル朝鮮卓球協会書記長)した試合では、第1戦でカットが得意のリ・ミョンスン選手が2ゲームを連取するも追いつかれ、一進一退の攻防が続いたフルセットを11-9で競り勝つ。
第2戦目は、世界ランク10位のオーストリアの絶対的エースを相手にキム・ジョン選手が見せ場を作れずに完敗。第3戦目はリ・ミギョン選手が第1ゲームこそ苦しんだものの、その後は相手を圧倒し3-0で勝利した。