日本軍性奴隷問題討論会、中国・瀋陽で開催
2014年04月02日 15:55 主要ニュース北・南・海外、「慰安婦」問題での連帯強化
7年ぶり、共同決議文を採択
「日本軍性奴隷問題解決のための北・南・海外女性討論会」が3月29日、中国・瀋陽で行われた。7年ぶりに開かれた今回の討論会では、北・南・海外の同胞女性たちが共同決議文を採択し、日本軍「慰安婦」問題解決のための連帯と、日本当局に対する圧力をよりいっそう強めていくことで一致した。
在日同胞代表も参加
討論会には、朝鮮民主女性同盟と韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)をはじめ、北と南、海外の20余の女性団体が参加した。日本からは6・15共同宣言実践日本地域委員会の安秉玉名誉議長を団長として、女性同盟中央の梁玉出副委員長、鄭正順国際部長、強制連行真相調査団朝鮮人側中央本部の金静媛事務局次長、東京朝鮮中高級学校オモニ会の朴洙元会長、在日本朝鮮人人権協会の金優綺指導員の6人で構成された在日同胞代表団が参加した。
討論会には、日本軍「慰安婦」被害者である吉元玉さんも参席し、当時の惨憺たる状況と日帝の蛮行について証言した。
北側代表団の団長である朝鮮民主女性同盟中央委員会のキム・ミョンスク副委員長は「北と南、海外のすべての女性が思想と理念、見解と制度の違いを乗り越え、日本軍性奴隷問題をはじめとする日本の過去の侵略行為と反人倫的な犯罪を総決算すべく、全民族あげての闘争を繰り広げよう」とアピールした。