〈月間平壌レポート〉歴史的出来事の連続、新しい100年史幕開け
2012年05月01日 15:28 主要ニュース 共和国遺訓貫く決意
【平壌発=鄭茂憲】金日成主席生誕100周年、朝鮮人民軍創建80周年を迎えた4月は、歴史的な出来事の連続だった。朝鮮労働党第4回代表者会(11日)、最高人民会議第12期第5回会議(13日)では金正日総書記を永遠なる党総書記、国防委員会委員長に推戴した。13日、万寿台の丘に金日成主席と金正日総書記が共に立つ「太陽像」の銅像が除幕され、15日の朝鮮人民軍閲兵式では金正恩第1委員長の肉声演説が金日成広場に響き渡った。また25日には軍創建80周年を記念する中央報告大会、功勲国家合唱団の公演が金正恩第1委員長参席のもと4.25文化会館で行われた。金正日総書記逝去の悲報から100日(3月25日)を過ぎて迎えた4月は、「金正恩時代」の幕開けを内外に示す1カ月となった。そして、「金日成民族」の子孫として、金正日総書記の遺訓を必ずや現実のものにしていこうという人々の決意が溢れた日々だった。