京都で「ドキドキ!ミレキャンプ」/「トンムがたくさんできたよ!」
2013年09月10日 16:33 主要ニュース京都府青商会、低学年児童、園児を対象に初開催
京都府青商会民族教育支援委員会が主管する「ドキドキ!ミレキャンプ2013」が8月24日、京都朝鮮初級学校で行われた。滋賀県のキャンプ場での開催が予定されていたが、天候の関係で急遽会場が変更された。それでも、青商会会員たちが長期間かけて準備し、参加対象にあたる家庭を探し、根気強く働きかけてきた結果、当日は27人の日本学校、幼稚園に通う同胞の子どもたちが、朝鮮学校児童、園児らと共に参加した。
盛りだくさんの企画
朝鮮学校初級部低学年の児童と幼稚園児、日本学校に通う低学年の同胞児童と日本の幼稚園に通う同胞園児たちを対象に行われたキャンプは、同じ体験をすることで自分と同じ在日朝鮮人の仲間と出会い、互いに絆を深め、民族意識を感じるきっかけにしようと企画された。キャンプは、青商会世代の同胞たちが交流する場にもなった。
当日は、子どもたちを7つの班に分け、それぞれに青商会会員、朝鮮学校教員、朝高生らが加わり、みんながすぐに打ち解け団結できるよう気を配った。
キャンプでは、「ドキドキブース7」が開かれた。体育館内に6つのブース、厨房に1つのブースが設けられ、「ストラックアウト」「ミニボウリング」「輪投げ」「紙飛行機作り」「サンモ体験」「スライム作り」「野菜の皮むき」が行われた。高級部舞踊部の朝鮮舞踊、初級部児童の合唱がキャンプを盛り上げた。