〈月間平壌レポート 8月〉今後の観光客増に期待
2013年08月29日 15:09 主要ニュース 共和国世界遺産・開城に内外が注目
【平壌発=金里映】連日、各地で当日の観測史上最高気温が記録された8月、在日同胞訪問団や外国人ツアー客など多くの観光客が開城市に足を運んだ。朝鮮初の統一国家・高麗の首都であった開城。市内に残る12の歴史的建造物群と遺跡群が世界文化遺産に登録されたことで、内外からの注目度が高まっている。現地の歴史遺跡管理部門の職員は、「今後、紅葉の美しい秋にかけて観光客がもっと増える見込みだと聞いている」とはりきったようすで話していた。
行き届いた手入れ
今回見て回った世界遺産登録遺跡は、王建王陵、成均館、崧陽書院、善竹橋など。それぞれの遺跡で現地ガイドによる説明を受けたが、どれもみな興味深いものだった。