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地域事情をのぞいて

2026年02月20日 09:00 取材ノート

1月16日、大阪朝鮮会館で行われた生野西同胞新春講演・新年会を取材した。

始まる30分前に会場に入ると、女性同盟の人たちが新年会の料理の準備をしている姿が目立ち、参加者の姿はまばらだった。参加者が少ないのかと内心思いながら待機していると、開講が近づくにつれ人数が急速に増えていった。後で聞いた話によると、同胞たちの多くは会館の近くに住んでおり、支部には自転車で向かう文化が根付いているという。参加者たちが講演会が始まる直前に駆け込んできたのはそのためだった。

第1部の新春講演会に続き、新年会では地域の商工会、朝青、女性同盟、留学同など各団体のアピールがあった。

生野西支部の同胞からは「生野西支部は盛り上がっている支部」だという言葉を聞けた。ある総聯同胞は朝青、女性同盟の活動が活発なのが支部の伝統だと言い、ある同胞は朝鮮学校児童と共に日本学校に通う子どもたちも対象とする支部独自の学童を通して新世代に民族性を育む活動を行っていると教えてくれた。「同胞たちに支えられ支部副委員長を20年間務められた」との言葉からは「盛り上がっている支部」の秘訣を垣間見た。昨年、本紙の記者になってから初めて任された総聯支部への取材で、トンポトンネに住む人々の強い絆に大いに感動した。

生野西同胞たちの地域事情、自分の支部に対する誇りと熱意を知ることができた。

(侑)