「先輩」として
2025年12月17日 10:58 取材ノート
「外国語学部の保護者と卒業生、在学生が共にする焼肉モイム」(11月1日、朝大)には、同学部の教員と学生をはじめ、保護者、卒業生ら約120人が参加した。
これまで朝大には取材で何度か足を運んだが、筆者が卒業した外国語学部の行事だけあって、取材できるのをとても楽しみにしていた。
午前中、寄宿舎を見ると、各部屋の外には立派な冷房の室外機が。猛暑を扇風機で乗り越えた筆者が羨ましい気持ちになったことは、言うまでもない。
メインイベントの焼肉モイムでは、同学部学生たちによる公演が披露され、学部ダンスや海外研修報告など外国語学部ならではの演目が続いた。そして、公演の進行はすべて英語と中国語で行われた。公演を観覧した参加者らは、訳された文をモニターで確認しながら、温かい目で学生たちを見守っていた。この日のために翻訳をしたり、台本にルビを振ったり、流ちょうな発音で話すために一生懸命準備をしてきた学生たちのようすが頭に浮かんだ。
現在、筆者の同期でも目標金額を掲げ、学生寮建設に向けた募金活動を行っている。
学生寮建設事業により関心を持ち、学生たちがよりよい環境で学べるように、卒業生である「先輩」が力を合わせるときが来た。
同胞社会の明るい未来のために学ぶ外国語学部の「後輩」たちを見て、実力を兼ね備えた「先輩」になれるよう、同胞たちを鼓舞する記事を書いていきたいと決意を新たにした。
(佳)
朝大の未来像描くきっかけに/朝大外国語学部焼肉モイム