祖父の思い/姜希純
2025年02月17日 09:00 それぞれの四季司法試験を乗り越えるにあたって、私にはもう一つの原動力があった。それは、一世である祖父の存在だ。
祖父といえば「勉強」だ。読書が大好きで、新聞は隅から隅まで目を通し、入学式の度に私が持ち帰った教科書でさえも一冊一冊楽しく読んでいた。私がロースクールに入学するとき、一番喜んでくれたのは祖父であった。祖父は
司法試験を乗り越えるにあたって、私にはもう一つの原動力があった。それは、一世である祖父の存在だ。
祖父といえば「勉強」だ。読書が大好きで、新聞は隅から隅まで目を通し、入学式の度に私が持ち帰った教科書でさえも一冊一冊楽しく読んでいた。私がロースクールに入学するとき、一番喜んでくれたのは祖父であった。祖父は