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55-56達成

2024年10月02日 09:35 春・夏・秋・冬

「目標は大谷翔平選手を超えること」だと豪語する活動家がいる。総聯兵庫・西宮支部の趙利寛副委員長(55)だ

▼副委員長は9月19日、朝鮮新報社を訪れ、全社員にうれしい報告を聞かせてくれた。西宮支部は「支部役員講習会」(6月)を契機に朝鮮新報と月刊『イオ』の読者拡大活動を繰り広げ、それぞれ53部の新規読者を増やした。副委員長はホームランと盗塁の50―50を記録した大谷選手よりも先にこれを達成したと上機嫌に話した。それから1週間後には朝鮮新報55部、『イオ』56部となった

▼西宮支部は10余年前に専従活動家のいない支部になり、読者は減り続けた。講習会後、支部では、読者拡大事業を避けて支部の発展はない、誰かがやるべきだという論議を経て、副委員長を中心に取り組んできた

▼副委員長は読者拡大の過程、とくに同胞とのSNS上でのやり取りを紹介してくれた。「お願いがある」「何?」「新報とってくれへん?」「了解」。この短いやり取りに、同胞たちと築いてきた厚い信頼関係を垣間見ることができた

▼副委員長は企業を経営する傍ら、総聯芦屋分会長、西宮商工会副理事長、兵庫体協会長、神戸朝高教育会理事も兼任している。この忙しい中で大谷選手に劣らない記録をどう樹立できたのか。愛族愛国の情熱と責任感を感じた。社員一同は編集事業で革新をもたらす決意を固めるとともに、第2、第3の西宮支部が誕生することを願っている。(姜)

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