企画展に寄せられた感想(一部)
2013年06月03日 16:37 主要ニュース「沖縄の慰安所、初めて知った」「日本が償わなければ」
■17年前に北九州を中心に活動していて強制連行の歴史をたどる旅に参加して以来、強制連行、「慰安婦」問題、日本がアジアにしてきたさまざまなことに関心をもっています。「ナヌムの家」にも行ってハルモニたちのお話を聞き、今年は南京に行き、強かんされた方の話を聞きました。日本軍がしてきたことをしなかったことにしようという今の動きは、本当に恐ろしいと思います。
■今まで韓国の元「慰安婦」の方の話を実際に聞いたりしていたので日本軍「慰安婦」問題はよくわかっていると思い込んでいましたが、ここに来て沖縄にもたくさんの慰安所があり、被害者がとても多いことを初めて知り驚きました。沖縄の慰安所では日本人も被害に遭っていて、今は米軍からの性暴力被害がとても多いのに、「河野談話」の見直しが議論になったり、日本がアメリカのいいなりなのが本当におかしいと思いました。教科書から「慰安婦」の事実を消さず、むしろしっかり学び、このようなことが繰り返されないようにしなければならないと思いました。
■先月初めて沖縄に行き、「基地の街」をしっかりこの目で見て大変なショックを受けました。そして今日はここを訪れ、沖縄に多数の慰安所があったことも初めて知りました。多くの証言を読んで確信を持ちました。今現在も沖縄の女性たちは性暴力に苦しんでいます。早く米軍基地を日本からなくしたい、そう思います。
■何十年も苦しみ、勇気をふりしぼって証言してくださった元「慰安婦」の女性たちのためにも、この事実をもっと学び、忘れ去られないようにしていかなければいけないと思いました。
■人間として本当に恥ずかしい「犯罪」をしておきながら謝りもしない、それどころか「慰安婦」被害の事実を否定する、なぜこんなことになるのでしょう。日本国民として自分の責任を感じます。被害を受けた方たちの人生を取り戻すことはできません。当時の実際の加害者を裁くことが今はもうできないのであれば、せめて加害国である日本が償わなければなりません。
(朝鮮新報)