2021年末以降、4万4千余世帯が完成/朝鮮各地に農村住宅が続々と
2024年06月14日 08:56 経済朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会(2021年12月)で示された新たな農村振興政策に沿って、朝鮮各地の農村で新住宅が次々と建てられ、農村全体が変貌を遂げている。
労働新聞10日付によると、農村振興政策が示されて以降、現在まで数百カ所の農場で4万4千余世帯の農村住宅が建てられ、住民たちが新生活を送っている。
また、今年の上半期にも、60余カ所の農場で1万8千余世帯の新住宅が建てられた。
すでに完成した住宅、工事が最終段階に突入した住宅、現在建設中の住宅の数をすべて合わせると、全国的に11万3700余世帯にのぼる。
新設された農村住宅数もさることながら、そのデザイン、外観も洗練されている。
海岸、平野、山間地帯のそれぞれの特性に合った住宅が作られているほか、建設工事に合理的な施工方法が取り入れられ、資材コストをカットすると同時に、工期を前倒している。また、仕上げ材の国産化を実現するべく、各地に建材生産工場が建てられている。
そのような中で、労働新聞4日付は平壌市江南郡で、今年計画された農村住宅が完成し、全国で一番初めに建設計画を達成させたと伝えた。建設工事は約70日という短期間で終わったという。
江南郡は、昨年に300余世帯の住宅を建てただけでなく、穀物生産においても全国トップの成果をあげた地域だ。
5日には新居入りの集いが行われ、住民たちが新生活を始めた。
(朝鮮新報)