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東京朝高ボクシング部後援会総会、東京拳闘団も結成

2013年04月29日 16:46 スポーツ 主要ニュース

卒業生が力あわせ部活強化を

卒業生、後援会メンバー、関係者が参加した。(写真はすべて盧琴順記者)

東京朝鮮中高級学校ボクシング部後援会総会と東京拳闘団結成式が13日、東京中高で行われた。同部卒業生をはじめとする後援会メンバー、関係者が参加した。

東京中高で行われた総会と東京拳闘団結成式

あいさつに立った在日本朝鮮人ボクシング協会の李容吉理事長は、6月のインターハイ予選、9月の学生中央体育大会、朝・日親善競技などに出場する朝高生たちへの応援を今後も続け、部をバックアップしていこうと呼びかけた。

後援会の張華仁副会長が、数年間にかけて後援会活動が活発になっている流れに乗って、より多くの卒業生を網羅する趣旨で37期までの卒業生を期別に6ブロックに分け、ブロック責任者を任命したことなどについて報告した。

権泳仁副会長が部の強化のための事業、募金事業の内容と方法について説明した。

財政決算報告のあと、東京拳闘団に関する説明があった。

毎週水曜日に運営する練習には、東京朝高ボクシング部OBたち、そして園児や初中級部生徒も参加できる。子どもたちはマンツーマンで習える場であるという。参加費は1人あたり1回500円で、月々後援会に寄付金を出している対象は無料とする。張華仁副会長は、このような説明をしながら、東京拳闘団の活動が選手育成と財政的なバックアップを行う活動であると強調した。

子どもたちのエキシビション

締めのあいさつを行った朴大助会長は、学生時代に習った故・李成樹監督が常日頃、「ボクシングは個人競技でありながら集団競技でもある」と話していたと紹介し、「ボクシングは一人の力ではできない。卒業生一人ひとりの力を集めて部を支援していこう」と語った。

総会後、運動場で焼肉交流会が行われた。

同部生徒と保護者とともに、3月に日本王者をかけて対戦した同部OBのプロボクサーである尹文鉉選手、東北朝鮮初中高級学校(当時)出身のプロボクサーである金樹延選手も参加した。ボクシングを習っている子どもたちのエキシビションがあった。

参加者らは同胞ボクシング界の飛躍的な発展を喜び、未来の同胞ボクシング界のために力を添えていきたいと話していた。

(姜イルク)

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