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緊張局面と祝賀ムード

2013年04月17日 09:52 春・夏・秋・冬

金日成主席生誕記念日(4月15日)に際した軍事パレードやミサイル発射。日本や南朝鮮のメディアや「専門家」が勝手に予測し、執拗に騒いだこれらの「挑発」はなかった。平壌はスポーツや文化公演など祝賀ムードに包まれた春夏秋冬

▼朝鮮の敵対国は、平壌市が平穏であることを取り上げながら、疑問符を投げかけた。威嚇はするものの言葉だけの「一種の宣伝戦」だと世論化した。これに対し、祖国平和統一委員会書記局報道(11日)は明確に答えている。「明日直ちに戦争が起きるとしても、今夜12時までは生産と建設をし、学校では生徒たちの学びの声があがらなければならないというのが、わが軍隊と人民の確固たる意志である」

▼停戦協定締結後から60年。戦争でもなく平和でもない異常な状態が半世紀以上も続くなか、朝鮮では「今夜12時までは生産」の方針が打ち出された。この間に強いられてきた経済的、精神的苦痛は計り知れない。だからこそ朝鮮は平和協定の締結を一貫して求めてきた

▼敵対国は今日の緊張局面の原因が、あたかも朝鮮にあるかのように決めつけている。「好戦的な北朝鮮像」をつくり出し、さらに圧力を強めようとしている。人工衛星の打ち上げをあくまでも認めず、制裁を科し、果ては北侵を狙った大規模戦争演習を強行した。このような敵対行為がなければ、当然朝鮮の反発もなかった。敵視を続けるなら、緊張激化の悪循環も続く。(進)

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