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広範な支援と抗議の声を

2013年02月25日 12:48 春・夏・秋・冬

朝鮮学校に対する日本当局の攻撃・弾圧が止まらない。20日に文部科学省が関連省令を改悪し、朝鮮高級学校を「高校無償化」制度から完全に除外。朝鮮学校に対する地方自治体の補助金カットの動きが広島、神奈川、埼玉と拡大し続けている春夏秋冬

▼「高校無償化」制度からの排除、補助金カットの理由としているのが、「拉致問題の進展がない」「朝鮮総聯との関係」であり、「国民(県民)の理解が得られない」というものだ。「拉致問題の進展」のために何の関係もない朝鮮学校の子どもたちを標的にする日本の行為は破廉恥と言うしかない

▼神奈川県では19日、市民団体が「神奈川県知事による朝鮮学園に対する補助金の予算不計上に抗議し撤回を求める県民会議」を発足させた。21日に県庁で記者会見を開き、補助金停止に強く抗議しながら、19日の発足からわずか2日間で84の団体が「県民会議」に名を連ねたことを強調した。「国民(県民)の理解」というが、何の根拠もない詭弁に過ぎない

▼1月31日に群馬朝鮮初中級学校のオモニ会などが国連と文科省へ「高校無償化」を願う同胞たちの思いを折鶴にして送ろうと「私たちの夢、私たちの心プロジェクト」をスタートさせ呼びかけた。この呼びかけは瞬く間に広まり、日本全国はもちろん北南朝鮮でも折鶴が折られて送られてきているという。広範な朝鮮学校への支援の声と日本政府への抗議の声、これがいま最も必要だ。(徹)

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