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羅先にシンガポール観光船

2013年02月22日 11:45 主要ニュース

金剛山観光に活用

朝鮮中央通信によると、朝鮮北東部の経済特区である羅先にある羅津港で20日、羅先―金剛山間で運行されるシンガポールの観光船「皇星号」の就航式が行われ、朝鮮と中国の関係部門の幹部らと羅先市民が参加した。

就航式のようす(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

関係者は演説で、観光船の開業は羅先経済貿易地帯の観光業発展において大きな意義を持つとし、観光サービスの転換をもたらすために寄与することになるだろうと述べた。

また、朝鮮が開業の準備に協力したことについて謝意を表し、サービスの質を上げ、羅先―金剛山観光や羅先経済貿易地帯の事業を活性化させると強調した。

就航式の後、参加者たちは観光船内の客室やサービス施設を見て回った。

一方この日、就航式と関連した宴会と祝賀公演があった。

羅先―金剛山間の船による国際観光は、2011年のテストツアーを経て、昨年6月から正式にスタートした。羅先から遊覧船でクルーズするなどして九龍淵、万物相、三日浦、海金剛など金剛山の各所を回るというもの。

金剛山観光は北南間の経済協力事業として98年から行われていたが、2008年7月に起こった観光客事件を理由に南側が一方的に中断した。

(朝鮮新報)

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