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虐殺100年、その日の妄言

2023年09月08日 11:03 春・夏・秋・冬

関東大震災朝鮮人虐殺100年に際して行われた行事では、日本政府に対して虐殺事実の認定と謝罪を求める声が上がった。それはすべての朝鮮民族の意志だ。

▼ところが民族の恨(ハン)に無関心で日本の加害歴史に沈黙する反逆者がいる。尹錫悦は「日本が100年前の歴史のためにひざまずかなければならないという考えは受け入れられない」と述べ、ひたすら米国の要求に従い、過去の歴史に目を閉ざしたまま日本との関係改善を進めている。民族に災いをもたらした侵略者を庇う者は、自己正当化のために民族を敵と味方に区分して対決を煽る。「北の脅威」を鼓舞し、米・日・南の軍事結託の必要性を強弁する。

▼敵と味方の二分法は、南社会の構成員にも適用される。関東大震災朝鮮人虐殺100年を迎えた1日、尹錫悦はある演説で「いまだ共産全体主義勢力とその追従勢力、反国家勢力は反日感情を煽っている」と述べた。 南メディアは、日本の汚染水海洋放出を黙認する政府に対する人民の非難を「反国家的行為」と見なすものだと指摘した。この論理が適用されれば、100年前に朝鮮人虐殺を引き起こした日本政府の責任を追及する正義の活動にも「反国家的行為」のレッテルが張られる。

◆日本政府に大虐殺犯罪を認めさせるための闘いは続く。それを妨害する勢力は除去しなければならない。民族の正義を踏みにじる行為が露わになるほど、反逆者を処断しなければならないという気運は高まる。(永)

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