〈第20回ヘバラギカップ〉男女共「走るバスケ」が頂点に
2023年09月06日 09:57 スポーツ「第20回ヘバラギカップ」
「第20回ヘバラギCUP-在日朝鮮初級学校中央バスケットボール大会」(主催=在日本朝鮮人バスケットボール協会、主管=在日朝鮮学生初級部バスケットボール連盟)が8月29~30日にBUMB東京スポーツ文化館(江東区)で行われた。
東京第1対西東京第2/男子決勝
男子部門では6チームを2つのグループに分け、総当たり戦を行った後、各グループの順位同士で対戦し、優勝を争った。決勝に進出したのは、昨年の覇者・東京第1と大会通算7回の最多優勝を誇る西東京第2だった。
東京第1は、総当たり戦すべてをダブルスコアで勝利。前王者の貫禄を見せつけ、大会連覇へ王手をかけた。
一方、西東京第2は勝てば決勝進出という東京第4・第6合同との一戦で、試合終了間際に逆転に成功。一時9点差のあったスコアをひっくり返し、劇的な勝利で決勝への切符を手にした。
20回目を迎える記念大会の優勝を争い、東京第1と西東京第2の戦いの火蓋が切って落とされた。
第1クォーター、早いプレッシャーで相手に圧をかける西東京第2に対して、東京第1は精度の高いシュートで応戦。激しい攻防のなか、8-6と西東京第2のリードで第2クォーターへ進んだ。
第2、3クォーターでは、開始から数分間得点が決まらず、両チームともに集中力を発揮。しかし