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2012年を振り返る

2012年12月26日 12:13 春・夏・秋・冬

希望と歓喜に満ちて迎えるはずだった2012年は、胸が張り裂けそうな悲しみの中で迎えた。金正日総書記は、金日成主席生誕100周年を迎える今年に、主席の念願であった強盛国家の大門を開くため各地を駆け回った。09∼11年の公開活動報道回数の年間平均は159回。病を患いながらの「強行軍」はまさに超人的だった春夏秋冬

▼朝鮮人民は、仕事をもっとがんばっていれば「強行軍」を敢行する総書記の負担を軽減できたのではないかと、自責の念にかられた。落胆しながら朝鮮の将来に不安を抱いた在日同胞も少なくはなかっただろう。しかし、金正恩第1委員長の精力的な活動とリーダーシップは、不安を信念と楽観、勇気に変えていった

▼第1委員長の今年の活動報道回数は144回(25日現在)。中でも演説は5回も行い、発表した談話、論文、書簡などは13件にもおよぶ。それは先代指導者への敬意と知性、愛国心にあふれている。「オレについてこい」型の指導ではなく、「肩と腕を組んで共に進もう」という、謙虚でありながら力強いものだった

▼12年は朝鮮にとってだけではなく、世界の国々でも政権交代の重要な年として位置づけられていた。とりわけ6者会談参加国のすべての国で新体制が敷かれた。敵対的な新政権の発足は、朝鮮にとって決して有利ではないだろう。それでも13年は、不安よりも希望のほうがまさる。今の朝鮮には、それらをはねのける勢いと力がある。(進)

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