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自力更生の伝統ある工場で

2022年11月14日 10:49 論説・コラム 春・夏・秋・冬

トラクター製作は分解して設計図をつくることから始めた。この設計図をたよりに部品をつくり組み立てた。やっとエンジンがかかったものの、前に進まず後退するのだった春夏秋冬

▼舞台は岐陽機械工場(金星トラクター工場の前身、南浦市)、朝鮮戦争停戦から間もない1958年にあった実話だ。この報告を受けた金日成主席は、トラクターが後ろにいくということは、前にも進めるということだ、後ろにでもいけるように作ったこと自体がすでに成功であるとしながら、労働者たちを鼓舞した。そして労働者たちは、設計図も専門設備も経験もない状況で、初の国産トラクターを完成させた

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