否定論克服し、真相明らかに/識者らの見解
2022年09月11日 08:00 歴史関東大震災朝鮮人虐殺100年を来年に控え、関東地方を中心に各地でシンポジウムや学習会が開かれている。明治学院大の鄭栄桓教授と、映画「隠された爪跡」などで知られる呉充功監督の発言を紹介する。(まとめ・金紗栄)
明治学院大学・鄭栄桓教授
90年代以降、朝鮮人虐殺否定論の動きが加速している。かれらは「虐殺そのものがなかった」という主張に加え「虐殺はあったが、暴動を起こした不逞鮮人を殺すことは自衛だ」と主張する傾向にある。
なぜ否定論が広まったのか。私たちは、否定論者と公権力の関係について考える必要がある。
          
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