金正恩第1委員長が中国共産党代表団と会見

党大会の成果を祝賀

金正恩第1委員長は11月30日、訪朝していた中国共産党中央委員会政治局委員である、全国人民代表大会常務委員会の李建国副委員長を団長とする中国共産党代表団と会見した。

李建国副委員長は、金正恩第1委員長に中国共産党中央委員会の習近平総書記の親書を手渡した。

そして、中国共産党は、朝鮮人民が金正日総書記の遺訓をいただき、金正恩第1委員長の指導の下で社会主義強盛国家の建設をめざすたたかいにおいて大きな成果を収めていることをよろこばしく思うと述べ、伝統的な中朝友好・協力関係を絶え間なく発展させるのは中国の党と政府の確固不動たる方針であると語った。

金正恩第1委員長は代表団の訪朝を歓迎し、中国共産党第18回大会が成功裏に行われたことを祝った。

第1委員長は、中国共産党第18回大会は、中国の党と人民が社会主義建設の過程に成し遂げた理論的・実践的経験と成果を総括し、中国特色の社会主義建設を促すための新しい里程標をもたらした歴史的契機になったと述べた。

そのうえで、中国人民が習近平氏を総書記とする中国共産党の指導の下、社会の安定と持続的な経済発展を維持し、人民生活向上という戦略的目標を実現することへの期待と確信を表明した。

会見には、李建国副委員長のほか、中国共産党中央委員会の王家瑞・対外連絡部長、王暁暉・宣伝部副部長、劉結一・対外連絡部副部長、姚増科・監察部副部長、劉洪才・駐朝中国大使が参加した。

朝鮮側からは、朝鮮労働党の金己男書記、金養建書記、金成男副部長が同席した。

代表団は29～30日まで訪朝。29日に朝鮮労働党代表団と会談を行った。

（朝鮮新報）