朝鮮宇宙空間技術委、「光明星3」号打ち上げに関連し会見
2012年03月31日 11:15 主要ニュース 共和国〝国際慣例にない特例的な参観行う〟
朝鮮中央通信によると、朝鮮宇宙空間技術委員会宇宙開発局の副局長は28日、地球観測衛星「光明星3」号の打ち上げに関連して朝鮮中央通信社の記者と会見した。
副局長は、意義深い太陽節に際して打ち上げる実用衛星の資料と他国の専門家、記者の参観に関する質問に答えた。
質問:わが国の初の実用衛星である「光明星3」号の使命は何か。
回答:「光明星3」号は地球観測衛星で、わが国の山林資源分布状況と自然災害程度、穀物予定収量などを判定し、気象予報と資源探査などに必要なデータを収集することになる。
質問:「光明星3」号の性能はどのようなものか。
回答:「光明星3」号には撮影機が設置されており、写真をはじめ観測資料を衛星管制総合指揮所に電送することになる。
衛星の質量は100kgであり、高度500kmの太陽同期円軌道に沿って回転し、寿命は2年である。
質問:「光明星3」号の打ち上げに他国の専門家、記者を招待したが、彼らに何を見せることになるのか。
回答:まず、西海の衛星打ち上げ場に行って発射台に設置された運搬ロケット「銀河3」と人工衛星「光明星3」号を直接目にすることになるだろう。
そして、打ち上げ総合指揮所で運搬ロケットと衛星の打ち上げ準備実況を見ることができる。
賓客らは、平壌にある衛星管制総合指揮所も参観し、当該の場所で「光明星3」号の打ち上げ実況を見ることになるだろう。
われわれは、「光明星3」号の平和的かつ科学的、技術的な性格を透明性あるものにするため、国際慣例にない特例的な参観を行うだろう。
(朝鮮新報)