〈春・夏・秋・冬〉農業と紙上フォーラム

労働新聞は昨年に続いて今年も3月から紙上フォーラムを連載している。党第8回大会が開催された今年は「党大会決定貫徹」がテーマだが、際立っているのは農業部門を数多く扱っていることだ。これまで40回掲載されたうち9回が農業関連だった

▼田植えの準備段階だった春先には、科学農業の大切さや成功体験に酔いしれてはいけないという心得などが扱われた。5月には田植えにおける注意点、6月に入ってからは農作物の管理や科学研究機関との連携をはじめ多収穫を実現するための提言、8月には異常気象への対処法など、その時期に応じて実践的な取り組みが扱われた。秋の収穫を控えた9月には、その準備を抜かりなく推し進めることが強調された。各人の言葉から、今年はどんなことがあっても食糧問題を解決するという並々ならぬ決意が伝わってくる