〈春・夏・秋・冬〉親日判決
2021年06月15日 12:27 春・夏・秋・冬日本の戦争責任を問う裁判で被害者の尊厳を踏みにじる判決が相次いでいる。ソウル中央地裁は日本軍性奴隷制をめぐる訴訟に続き、強制徴用をめぐる訴訟においても判例を覆す不当判決を下した
▼2018年、新日鉄住金に強制徴用被害者たちへの損害賠償を命じた大法院(最高裁)判決は、05年の提訴から13年を経てついに日本の戦争犯罪を断じた歴史的判決だった。13年からの再審では大法院が5年以上も審理、判決を先延ばしにし、日本との外交摩擦を憂慮した朴槿恵政権の司法介入疑惑も浮上した