陸自の軍事演習企図を非難/朝鮮中央通信社論評
2021年04月30日 09:00 主要ニュース朝鮮中央通信は4月28日、陸上自衛隊が予定している大規模な軍事演習を非難する論評を配信した。
去る3月、陸自が今年9月から11月にかけて、島しょ部での有事などを想定した過去最大規模の演習を検討していることがメディアを通して明らかになった。「全国規模」の演習は28年ぶりで、ほぼ全隊員にあたる約14万人が参加する見通し。演習では方面隊規模で実施している機動展開訓練などを全土で大規模に行い、戦術技量の向上を図るとされる。昨年、方面隊では最大規模となる実動演習を北部と西部方面隊で行い、隊員約1万6千~1万7千人が参加。今秋に予定する演習は、この8倍以上の参加数が見込まれる。新聞各紙は、抑止力をアピールして中国をけん制する狙いがあると伝えている。