公式アカウント

〈春・夏・秋・冬〉笑顔のために

2021年03月31日 15:00 春・夏・秋・冬

「例年」であれば、と花をまとった木々を見ながら思う

春夏秋冬▼新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて、今年も花見といった年中行事は延期せざるを得ない状況だ。近況を分かつ場が恋しいが、同胞たちの心情をよく知る各地の支部、分会では花見に代わる行事を企画しているほか、訪問活動の準備を進めている

▼トンポトンネの賑やかな風景を思い描きながらこの1年を振り返ると、多くの「笑顔」を写真に収めることが叶わなかったことに気が付く。それでも、例年通りとはいかないが、民族教育の現場は子どもたちの学習と発表の場を弛まぬ献身で守ってきた成果をもって、新学期を迎えようとしている。幾度か開催が延期されてきた学生中央体育大会の卓球部門も3月28日に行われた。卒業した生徒たちも大会に駆け付け、その勇姿を披露してくれた。笑顔も印象的だった。子どもたちの成長の機会を奪ってはいけない、なんとしても活躍の舞台を用意しようと奔走した関係者の努力の賜物だ。これですべての種目が無事に開催されたことになる。生徒、学校、保護者と卓球ほかサッカー、ラグビー、バスケット、バレー、カラテなどの各部門を受け持つ専門の協会が二人三脚で大会を盛り立てた

▼再び、多くの同胞たちの笑顔を写真に収める日が来ることを待望している。そのためにも感染予防対策を抜かりなく行いたい。時には手を洗いながら笑顔も。愛族愛国運動の第一歩には感染予防も含まれる。(丘)

Facebook にシェア
LINEで送る