〈東日本大震災から10年〉被災地への思い、今も/総聯尼崎西支部・李修男委員長、女性同盟須磨垂水支部・李玉蓮委員長
2021年03月15日 10:25 主要ニュース 暮らし・活動離れていても力尽くす/「同胞社会の底力」
共通する「強さ」と「温かさ」
震災当時、神戸朝高のオモニ会会長を務めていた女性同盟兵庫・須磨垂水支部の李玉蓮委員長は支部の常任たちとともに2011年7月、被災地へ向かった。
「少しでも助けになりたいという思いから、約4カ月間支援金を募った。兵庫同胞からのエールとして被災した同胞たちに早く渡したかった」。
当日は交代で運転しながら12時間車を走らせた。「ウリハッキョの生徒たちは無事だろうか」。車中でも脳裏に浮かぶのは、被災地の子どもたちの姿だった。