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5カ年計画、農業部門の取り組み/初年度に穀物生産計画突破を

2021年02月11日 14:08 経済 主要ニュース

食糧の自給自足の実現を

1月に開催された朝鮮労働党第8回大会では、新たな国家経済発展5カ年計画の期間に衣食住の解決で突破口を開くことを目標に掲げた。とりわけ農業部門の課題は「どんな代価を払ってでも達成すべき国家の重大事」(党大会報告)だ。農業部門では現在、5カ年計画遂行における初年度の穀物生産計画達成に向けて多方面の取り組みを実施している。

土壌づくりが真っ盛り

党第7回大会(2016年)が示した国家経済発展5カ年戦略の多くの課題は大幅未達になったが、その中で農業部門は一定の成果が報告された。党第8回大会における党中央委員会活動報告では、過去5年間の農業について「毎年続いた酷い干ばつと豪雨、すべてが不足する中でも科学的農業、多収穫の熱風を巻き起こして穀物生産量をかつてなく高める成果を収めた」と総括した。

朝鮮農業省が国連人道問題調整事務所(OCHA)に提出した報告によれば、穀物生産量は5カ年戦略を開始した2016年以降、17、18年は前年比を下回ったものの、19年には過去最高となる665万トンを突破した。

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