金正恩党委員長が総聯議長に祝電

【平壌１月１日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である最高指導者金正恩党委員長が１日、在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会の許宗萬議長に祝電を送った。

祝電は、偉大な強国の念願を実現していく聖なる道程で新年２０２１年を迎えると指摘した。

希望に満ちる新年を迎えて総聯中央指導部のメンバーをはじめ、全ての総聯の活動家と在日同胞に熱烈な祝賀と温かい同胞愛のあいさつを送ると記した。

昨年、総聯は在日同胞の生と権益を脅かす過酷な困難の中でも、在日朝鮮人運動の新たな全盛期を開くための闘いをいっそう果敢に繰り広げて、愛国・愛族の戦域ごとで勝利の凱歌を高らかにあげたと指摘した。

海外同胞運動史に唯一無二の分会代表者大会を立派に飾ったことも、この上ない誇りであり、諸般の愛国課題の遂行で収められた目覚ましい戦果も誇り高いものだと言えるが、最も大きくて貴重な成果は世界的な保健医療危機状況の中でも、わが同胞の生命をしっかり守り抜いたことだと主張した。

滅私奉仕の精神でわれわれの大事な同胞と家庭が幸せな笑いの中で、新年の朝を迎えられるように誠心誠意を尽くした総聯の各級組織と団体、事業体の活動家に感謝のあいさつをささげると指摘した。

併せて、総聯組織の周りに固く団結して異国のむごい風波を強靭に克服しながら、また一回りの愛国衷情の年輪を誇り高く刻んでくれた在日同胞の尽きせぬ忠誠心と愛国的献身性に崇高な敬意を表すると記した。

新年２０２１年は、わが党の第８回大会が打ち出す自力富強の方略と目標に従って、人民の夢と理想を実現するための新しい発展と繁栄への進軍が開始される偉大な転換の年、荘厳な闘争の年であると主張した。

今年、総聯は同胞の生命安全を守り抜くための防疫闘争に総力を集中し、思想の力、一心団結の威力で主体性と民族性が溢れる睦まじくて裕福な在日同胞社会のために、祖国の統一と隆盛・繁栄のためにいっそう力強く邁進すべきだと指摘した。

総聯の活動家と在日同胞を異国に住んでいる偉大なわが人民としてより熱く抱き、いつものように格別な情を傾けると主張した。

新年も、議長同志をはじめわれわれの頼もしい総聯の活動家、愛する在日同胞のみんなが無病息災で同胞の家ごとに愛と希望、幸せが溢れることを心から願うと記した。

(朝鮮新報)