転禍為福の勝利、団結を強化／闘争と前進の2020年

朝鮮は今年、新型コロナウイルスの世界的流行、相次ぐ自然災害という予期せぬ困難に見舞われながらも、正面突破戦略を掲げて挙国一致で国家建設にまい進し、10月10日の朝鮮労働党創建75周年を大政治祝祭に輝かせた。2020年は全世界で未曾有の大疫病の年となったが、朝鮮では「転禍為福の奇跡的勝利を収めるための闘争の年、前進の年、団結の年」（朝鮮中央通信）となった。

一心団結の力を誇示した党創建75周年慶祝閲兵式（労働新聞）

人民大衆第一主義の具現

新型コロナウイルスの国内流入防止、自然災害からの早急な復旧という課題遂行に取り組んできた今年は、一貫して人民大衆第一主義を具現してきた一年だったといえる。推進力となったのは金正恩委員長の強力なリーダシップだった。