〈九州無償化裁判〉11日、原告ら最高裁へ上告/同日付で弁護団声明も
2020年11月13日 11:40 主要ニュース 民族教育朝鮮学校を高校無償化制度の指定対象から外したのは違法だとして、九州中高の卒業生ら68人が国に対し損害賠償を求めた訴訟で、原告側は10月30日の福岡高裁判決を不服として、11日付で最高裁へ上告した。
同日付で発表された原告側弁護団の声明では、2審判決を「結論ありきの判決」だと非難したうえでその不当性について「当事者の主張を全く聴かず、控訴人らの控訴を棄却するという結論を決めたうえで、棄却するための理由を並べたと評価せざるを得ない」などと指摘した。