斬新なアイデアで支援／足立青商会が休校中生徒にジグソーパズル

新型コロナウイルス感染症の影響で多くの同胞たちが困難に直面する中、東京の足立地域青商会が献身的な活動を行っている。特に同地域の東京第4初中に対し、マスクやジグソーパズルをプレゼントするなど、「未来のコッポンオリたちのために」を合言葉に積極的な活動を続けている。

昨年7月に行われた会議で東京第4初中出身の玄希勇会長（41）が新会長に選出され、新しいスタートを切った第20期足立地域青商会は、地域の民族教育を支援する「未来コッポンオリ支援部」や地域の同胞たちとのネットワークを構築する「地域同胞交流部」を新設し、特に東京第4初中を支援する活動に注力しながら運動を展開してきた。

各家庭に足立青商会からジグソーパズルが送られた

今年に入ってからも、3月に映画「ニジノキセキ」上映会や、朝鮮学校への高校無償化、幼保無償化制度の適用を求める街頭宣伝及び署名活動を計画するなど、より一層運動に励んでいく決意で準備を進めていた。

しかし、日本各地で拡大した新型コロナの影響により、映画上映会と街頭宣伝を含む3月以降のイベントが次々に中止・延期となった。毎年、足立地域の同胞たちが行っている花見も中止されるなどする中、地域同胞たちの状況を見ながら、玄会長は「暗い雰囲気を青商会が打破しなければ」と思ったという。