〈11.2全国集会&パレード〉「声が届くまで」/各団体が運動展開
2019年11月06日 14:37 主要ニュース集会では、保護者を中心とした各団体がこれまで展開してきた幼保無償化を求める様々な動きや、当事者たちの思いも紹介された。
「幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会」の宋恵淑代表は無償化制度の対象から除外された朝鮮幼稚園の保護者たちが抱える負担の大きさについて強調しながら「家計も痛いが、それよりも痛いのは心」だとし、「金曜行動」などで高校無償化を求め続ける高校生たちのように「届くまで、声を上げ続けたい」と話した。
埼玉初中附属幼稚班の保護者は8月から、関係省庁と自治体への要請文の提出、街頭宣伝などを通じて、当事者たちの声を届けようとしてきた。同幼稚園保護者の金淳華さんは「残念ながらその声が届くことはなかったが、その行動は決して無駄ではなく、少しずつ大きな一歩へと変わっていっている」としながら、それらの活動を通じ「子どもたちの大好きな先生、友達、そして私たち民族の言葉、歌、踊り、大好きな幼稚園をこの手で守っていかなければいけないと、強く思った」と話した。