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“民族が一つになるため”/MEGAエキサイティングスクール、九州フォーラム実行委が主催

2019年08月01日 13:21 主要ニュース

南、中、露の同胞学生らも参加

過去最大規模となった今回の「エキサイティング」イベントには計450人が参加した。

「ウリ民族フォーラム2019in九州」実行委員会が主催する「MEGAエキサイティングスクール」が7月26日から28日にかけて九州中高で行われた。同実行委の民族教育支援企画部が主管する今回のイベントは、フォーラムで掲げる「ウリ民族ハナロ」、「ALL九州ハナロ」の理念のもと、国や地域の垣根を越えて子どもたちがつながる一大交流イベントとなった。フォーラム実行委員長を務める九州青商会の朴潤浩会長(43)をはじめとした会員、県内の朝鮮学校に通う児童、生徒、学齢前児童、南朝鮮・中国・ロシアにルーツを持つ同胞学生、教職員、保護者、同胞ら計450人が参加した。

時代をリードする人材に

開校式のようす

朝鮮学校や日本学校に通う同胞の子どもたちを対象として、九州青商会が8年前から主催してきた「エキサイティング」イベント。これまでは2011年のエキサイティングキャンプ(初級部3-6年)、13年のエキサイティングスクール(初級部)、15年のエキサイティングオリニピック(学齢前児童)、昨年のエキサイティングキャンプ(初級部高学年)と年代別に行われてきたが、今回は幅広い世代に交流の機会を与えるため全年代を合わせて開催された。

中でも高級部の年代には朝高生だけでなく、南朝鮮、日帝植民地期に離散した中国朝鮮族、カザフスタン、ウズベキスタンをはじめ中央アジアに住む高麗人の高校生世代が参加。釜山と高麗人の小学生が参加した昨年のエキサイティングキャンプにつづき、既成の枠にとらわれない新たな試みが実施された。

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