金永南委員長が非同盟諸国首脳会議で演説、団結を強調
2012年09月05日 14:43 主要ニュース最高人民会議常任委員会の金永南委員長が、イランの首都・テヘランで開催された第16回非同盟諸国首脳会議(8月30~31日)に参加し、演説を行った。同会議は、非同盟諸国が1961年から3年程度の周期で開催している首脳会議で、今回、120の非同盟諸国の国家元首・政府首班、国際機構の代表などが参加した。
金永南委員長は演説で、非同盟運動は自主的かつ平和な新世界の建設を促す強力な政治的力量になっていると述べた。
また、非同盟運動が現在の複雑な国際情勢に主動的に対処していくための課題として、非同盟運動の加盟国が自主権を守るための闘争に優先的に力を入れること、運動の基本原則である統一と団結を積極的に具現することを挙げた。
また米国と南朝鮮が「乙支フリーダムガーディアン」合同軍事演習(8月20~31日)を行い、朝鮮半島情勢を戦争の瀬戸際に追い込んでいることを激しく非難し、このような朝鮮半島の現実は、朝鮮が自衛的な戦争抑止力を築いてきたことの正当性を物語っていると強調した。
そして、朝鮮半島の平和と安定を守り、国の自主的統一を実現するための朝鮮人民の正当な偉業を支持している非同盟運動の加盟国に謝意を表し、今後も積極的な支持と連帯を送ってくれるものとの期待と確信を表明した。
また朝鮮政府は今後も、自主、親善、平和の対外政策的理念のもとで非同盟運動の強化・発展のため努力すると述べた。
(朝鮮新報)