〈取材ノート〉”湧き出る感情を込めなさい”
2019年01月08日 10:32 コラム学生時代、平和や統一よりも、脅威や差別といったワードが身近なものだった。そのせいか、自ら叫ぶ「祖国統一」は、「差別反対」のその声よりも現実味はなく、一時的に「熱くなる」瞬間はあっても、当時はいつか統一したらと、可能性に「夢」を見出すにすぎなかったように思う。
そして現在の自分はといえば―。それから約10年が経ち、当時とは異なる情勢の在りように、記者という立場から毎瞬心を揺さぶられている。
学生時代、平和や統一よりも、脅威や差別といったワードが身近なものだった。そのせいか、自ら叫ぶ「祖国統一」は、「差別反対」のその声よりも現実味はなく、一時的に「熱くなる」瞬間はあっても、当時はいつか統一したらと、可能性に「夢」を見出すにすぎなかったように思う。
そして現在の自分はといえば―。それから約10年が経ち、当時とは異なる情勢の在りように、記者という立場から毎瞬心を揺さぶられている。