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民族教育に変わらぬ支援を/京都中高創立65年記念行事

2018年11月29日 09:44 主要ニュース 民族教育

京都中高創立65周年を記念し「POWER ALL、京都中高」(主催=京都中高、京都中高連合同窓会)が23日、京都中高で行われ、総聯中央教育局の宋根学教育局長、総聯京都府本部の金尚一委員長、総聯滋賀県本部の姜主淳委員長、京都中高管下初級学校の校長をはじめとする同胞、日本市民ら約2000人が参加した。

参加者らはこれからも民族教育を守っていく決意を新たにしていた

イベントは同校の65周年の歴史を振り返る第1部と、学校創立100周年を目指し、力を合わせていくことを呼びかける第2部に分けて行われた。

会場ではオモニ会、女性同盟、学生らが、売店で朝鮮料理などを販売し、同校が運営する保健室や生徒たちの学校生活や学習成果を紹介するブースや、子どもたちのためのあそび場、高齢者のための休憩所も設置された。

また、世界遺産である「銀閣寺」の近隣に位置する同校の地の利を生かし、より幅広い対象に学校を知ってもらおうという企画である「坂道プロジェクト」の一環として設立中である同校の歴史資料室「道」の一部が公開された。

あいさつした同校連合同窓会の許義弘会長(59、 21期卒業)は、参加した同胞、日本市民らに今後も民族教育に対する変わらぬ支持と協力を呼びかけた。

行事に参加した第1期卒業生の河相喆さん(81)は祖国に帰国した友人らのビデオメッセージに涙を流しながら「帰国した友人たち、日本に住む同胞ら、みんなの力を合わせ、祖国と民族のためにがんばっていかなければ」と話した。

(金孝俊)

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