歴史踏まえ差別の是正を／東京朝鮮学園代表らが都要請

2010年から停止状態にある「私立外国人学校教育運営費補助金」（以下、補助金）の再交付を求め、25日、東京朝鮮学園の金順彦理事長をはじめとする代表らが都庁を訪れ要請行動を行った。

補助金の再交付を求め、東京朝鮮学園の代表らが都庁を訪れた

補助金は、東京都が95年度から都内の私立外国人学校に対し「教育条件の維持向上」と「修学上の経済的負担軽減」を目的に実施してきたもので、国が朝鮮学校のみをその対象から除外した高校無償化制度の施行(2010年4月)と時を同じくして、東京朝鮮学園に対する都からの交付が停止された。

今年で補助金が停止され9年目になる。

代表らは補助金の再交付を求める要請書を提出した