〈取材ノート〉軌跡を刻む使命感

本紙で記者をしながら取材現場にいくと、また次に必ずここに来なければというような使命感？に掻き立てられる事が多々ある。いつもこの気持ちの出所はなんなのだろうと考えさせられるのだが、先日、歌劇団公演の取材のため茨城へ出向いた時もまた、同じような感覚に陥った。学校支援のためのチャリティ公演だったこともあり、実行委員のほとんどが、茨城初中高の学校関係者だった茨城公演。彼らが口をそろえ地域を盛り上げたいと話す姿に、同じ地に住む同胞同士がこうして影響を受け合うんだなと、この日その一幕を目撃したような気がした。