〈そこが知りたいQ&A〉金正恩委員長の電撃訪中と首脳会談、その意義は
2018年04月06日 12:06 主要ニュース 共和国「伝統的な朝中親善関係」の継承と発展を確認
金正恩委員長の電撃的な中国非公式訪問(3月25~28日)と朝中首脳会談は世界の耳目を集めた。朝鮮半島情勢が和解・対話へと劇的な局面転換の様相を見せるなか、朝中首脳が「伝統的な朝中親善関係」をあらためて確認したことは、今後の情勢にどのように影響するのか。
– 今回が金正恩委員長初の外国訪問、習近平主席と初の首脳会談となる。会談では何が論議されたのか。
26日に行われた首脳会談では、抗日闘争や朝鮮戦争の時代から続く「伝統的な朝中親善関係」を継承し、発展させることに主眼が置かれた。
金正恩委員長は会談の席上、「戦略的意思疎通、戦略・戦術的協同を強化して、朝中両国の団結と協力を強固にしていかなければならない」と強調し、習近平主席は宴会における祝賀演説で「戦略的意思疎通を深化させ、交流と協力を拡大していくことによって両国と両国人民に幸福を与えると確信する」と述べた。