神奈川で朝鮮学校交流ツアー/昨年に続き2回目、230余人が参加
2018年02月15日 15:00 主要ニュース「ウリハッキョ」を見て知って
神奈川の日本市民が「ウリハッキョ」を見て知ることを目的に、県下5つの朝鮮学校を訪ねる「朝鮮学校交流ツアー」が10日、神奈川中高、隣接する横浜初級で行われ、230余人が参加した。朝鮮学校を支える活動に尽力する日本人士など12団体が実行委員会を組織するこのツアーは、昨年2月の南武初級での開催(180余人参加)に続いて2回目で、今後は川崎、鶴見の朝鮮学校への訪問も予定している。
朝高生の声に拍手
この日、初級部と中級部の授業を参観した後、体育館でメイン行事が行われた。
実行委の関田寛雄共同代表があいさつに立ち、「人は生まれながらにして生きる権利と学ぶ権利が与えられている」と述べ、日本政府が在日外国人学校には支援しているのに在日朝鮮人学校には支援していない状況があると指摘。偏見を持つことなく、朝鮮学校の教育状況のありのままを見て、学び、支えていきたいと語った。