「双中断」の否定
2017年11月20日 09:27 春・夏・秋・冬中国共産党総書記の特使が朝鮮を訪問するのに合わせ、当事者ではない第三者が的外れな要求をしていた。南の統一部は「北の核に対する国際社会の憂慮を伝える機会となり、北もそれに応えることを期待する」などと御託を並べた
▼外国メディアは、「北は2カ月にわたって挑発を控えている」という勝手な憶測を前提にして、「中国が北にさらなる自制を促す」という筋書きを立てた。虚構の上塗りだ。朝鮮の核武力建設プロセスは今も進行中であり、米国との実質的な力の均衡が達成されるまで止まることはない。中国は米・南軍事演習と朝鮮の核・ミサイル実験を同時に中断し、対話の雰囲気をつくるという「双中断」を主張したが、朝鮮はこれに対しても否定的な立場を示している