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〈金正恩委員長の活動・2017年9月〉朝鮮国務委員会委員長声明を発表

2017年10月11日 13:58 主要ニュース 共和国

「史上最高の超強硬対応措置」を検討

国連演説で、朝鮮の「完全破壊」に言及したトランプの妄言に対し、金正恩委員長は、前例のない、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長声明を発表した。9月には、大陸間弾道ロケット装着用水爆実験、中長距離戦略弾道ロケット「火星12」型の試射成功により、朝鮮の国家核武力建設が完結段階へと突入した。

米国への最終通告

「トランプが世界の面前で私と国家の存在自体を否定し、侮辱し、わが共和国をなくすという歴代最も暴悪な宣戦布告をした以上、われわれもそれに相応する史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮するであろう」

金正恩委員長が米国大統領の国連総会演説と関連し、声明を発表した。(朝鮮中央通信)

9月21日、国家を代表し述べられた金正恩委員長の声明は全世界の目を引き寄せた。

声明を通して、2500万の朝鮮人民を全滅させるというトランプの横暴非道な発言を知った人民たちは、金正恩委員長の言葉に呼応し、反米対決戦への総決起集会を全国規模で決行。声明発表からわずか6日の間に、全国から約470万人の青年と勤労者が人民軍隊への入隊、復隊を嘆願したニュースが報じられた。

労働新聞の9月26日付社説は、「声明は米国に送る最終通告であり、世界の面前で前代未聞の無知莫知なほらを吹く米国の老いぼれ狂人を必ずや、火で治める超強硬的な立場を厳粛に闡明した重大な警告である」と強調した。

ICBM装着用水爆実験に成功

2度のICBM試射を成功させた7月、中長距離戦略弾道ロケット「火星12」型によるグアム包囲射撃方案が検討された8月に続き、9月も国防部門での成果が相次いだ。

朝鮮中央通信(9月3日発)によると金正恩委員長が核の兵器化事業を現地で指導。新たに制作された大陸間弾道ロケット先頭部に装着する水爆について了解した。

3日午前には朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会が行われ、金正恩委員長をはじめとする常務委員らが参加。委員会では、ICBM装着用水爆実験を実行する決定書が採択され、金正恩委員長が実験断行に関する命令書に署名した。

同日正午には、朝鮮の北部核実験場でICBM装着用水爆実験が成功裏に行われた。朝鮮核兵器研究所の声明では、新たに導入した威力調整技術と内部構造設計方案の正確性と信頼性が確証されたとし、実験を「国家核武力完成の完結段階目標を達成するうえでのとても意義ある契機」と位置付けた。

国連安保理は、12日、朝鮮の水爆実験に対し、朝鮮による繊維輸出の禁止や朝鮮への原油輸出制限などを盛り込んだ「制裁決議」第2375号を採択した。

これに対し、朝鮮外務省は

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