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それぞれの歴史観、誰も奪えない/市の補助金不交付・千葉初中で緊急集会

2017年05月01日 11:05 主要ニュース 民族教育

報告文を読み上げる金有燮校長

「千葉市の補助金不交付に抗議し撤回を求める4.29千葉ハッキョ緊急集会」が29日、千葉初中にて行われた。県内の活動家、同胞・学父母、「千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク(千葉ハッキョの会)」の会員をはじめとした日本の有志ら約100人が参加した。

千葉市は、同校の主催する「ウリハッキョと千葉のともだち展」に展示された一部の作品とその解説文に2015年の「日韓合意」を批判する記述があったことなどを指摘。

これに対して「補助金事業に必要とされる『地域住民との交流に資するもの』と言うことが極めて困難と言わざるを得ず、また『市長が適当ではないと認めるものでないこと(要綱第3条第6号)』の要件にも該当せず」よって「要綱第3条に定める補助対象事業として促進すべき地域交流事業とするのは適当ではないと言わざるを得ない」とし、これを補助金等の交付の決定の内容に違反していると判断。「千葉市補助金等交付規則第17条第1項第2号に該当する」ということを理由に、4月27日、同校の地域交流事業への補助金の交付決定を取消した。

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